女子ラグビーチーム「PEARLS(パールズ)」の齋藤久ゼネラルマネジャー(53)が31年間務めた県立高校の教職を3月末日に退職、チームにより深く関わることとなった。齋藤GMは4月3日、四日市商工会議所3階の研修室で記者会見を開き、思いなどを話した。【会見を開き、思いを語った齋藤GM=四日市市諏訪町で】
齋藤GMは5年目のシーズンを迎えるパールズの創設当初から、高校教諭との”二刀流”でチームを統括。今シーズンからマネジャー職と三重県ラグビーフットボール協会強化委員長として、チーム、三重県ラグビー界の発展に力を注ぐ。
朝明高校ラグビー部の監督時代は同好会から始まり、部活動へ。24年間で6回の全国高校ラグビー大会へ選手らを導いた。2016年からは四日市工業ラグビー部の監督を務めた。
教員を辞職し、新たな挑戦をすることを周囲に話したとき「いずれはこうなるだろうと思っていた」という反応もあったそうで「自分自身が成長できたし、幸せな時間でした」などと31年間の教員生活を振り返る。05、06にはU17日本代表のコーチも経験した。
齋藤GMは「チーム、三重県のラグビーの発展に100パーセント打ち込む」と熱く語っていた。