四日市市内で稽古に励む日本舞踊の「藤間流楓会」は2月24日、日ごろの稽古の成果を見てもらおうと発表会を四日市市総合会館8階の視聴覚室で開いた。【発表会の締めくくりを飾った出演者全員でのなかよし音頭=四日市市諏訪町で】
発表会には約20人が出演。子どもから大人まで幅広い年代が着物を着て舞踊で日本の美を表現した。曲が終わると、客席からは出演者に向け、拍手が送られた。出演者に労いの言葉をかけ、お互いが笑顔になる場面も。
発表会の最後は出演者全員が舞台に上がり、同会のテーマ曲ともいわれているという「なかよし音頭」を披露。会主の藤間啓楓さんが「会場の方で踊りをしてる方はぜひ」と呼び掛け、踊りが始まると、会場からは手拍子が沸き起こり、一体となった。
「今日は最後までありがとうございます」と出演者があいさつをすると、客席からは、さらに大きな拍手が送られていた。