四日市市消防本部は1月27日、「第66回文化財防火デー」(1月26日)に関連し、四日市市大矢知町の「くるべ古代歴史館」で消防訓練を行った。【文化財の搬出を想定した訓練をする消防署員ら=四日市市大矢知町で】
訓練には同館の職員やボランティアスタッフら約30人が参加。火災が発生し、文化財を消防署員が運び出し、運び出された資料を職員が確認。訓練の最後は、四日市市北消防署や大矢知分団による建物への一斉放水が行われた。
訓練を振り返って、同署の担当者は「火災を出さないのが一番大事。引き続き防火対策をお願いします」と参加者に話していた。
四日市市消防本部では1月20日から同29日までの期間、管内の47文化財施設で防火査察を、7文化施設で消防訓練を実施済み、または予定している。