仕事を紹介し児童が体験も 浜田小でANAグループが航空教室

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 ANAグループが2017年10月から取り組む航空教室「ANA Blue Academy ミライつく~る」が12月17日、四日市市立浜田小学校(四日市市北浜田町)であり、同小の6年生児童約80人がパイロット、キャビンアテンダント、整備士、グランドスタッフ、グランドハンドリングスタッフに分かれて、それぞれの業務に携わる社員から、仕事内容を聞いたり、仕事の一部を体験するなどの講座を受けた。【スカーフの巻き方について笑顔で話すキャビンアテンダントと話を聞く児童ら=四日市市北浜田町で】

 はじめに会社の紹介や社員の自己紹介などを聞いたあと、5つのグループに分かれて講座を受けた児童ら。キャビンアテンダントの講座では、日頃の業務内容を聞き、「赤ちゃん連れのお客様へのサポート」「英語でのドリンクサービス」などを体験。配られた資料を見ながらライフベストの着用方法を説明にも挑戦した。また、キャビアテンダントから普段着けているスカーフの巻き方などの説明を受け、実際に着けてみるなどもした。

 最後は、それぞれの講座を受けた児童らがグループごとに、何を体験したかなどを1分間ずつ発表。感想を聞かれると、「難しい話も合ったけど、楽しかったです」などと話していた。

 「ANA Blue Academy ミライつく~る」は文部科学省の学習指導要綱に則ったもので、キャリア教育の一環として、1都道府県1校で実施。子どもが仲間と協力、相談することで課題解決していくアクティブラーニング形式となっている。