四日市市在住のイラストレーター・のんちさん(32)と、ダンススクールに通う小中学生3人によるボーカル・ダンスユニット「のんち×V!V!’d」のオリジナル曲「Hi touch」が、このほど菰野町の社会教育イメージソングに採用された。歌詞には「年齢や性別を問わず、みんな友だちになろう」という思いが込められている。【ポーズをとるメンバー=四日市市山之一色町で】
昨年12月の結成以来、同町のイベントなどでステージに上がっており、8歳から13歳の3人は町内のダンススクール「Black Berry」の生徒。昨年、のんちさんがイベントでアニメソングを歌った際、同スクール代表の西川史さん(40)が振り付けを担当し、教え子3人が同じステージに立ったことが結成のきっかけになった。
今回の採用をきっかけに、「Hi touch」のプロモーション映像を制作。町庁舎や御在所ロープウエイなど地元のなじみの場所も登場し、フェイスブックとツイッター、「YouTube」で動画を配信している。ポスターやちらしには、のんちさんが描いたメンバーのイラストも載せ、「今後はステージで絵描き歌もやってみたい」と考えているそうだ。
のんちさんと10歳のメンバーが主にボーカルを担当し、これまで町内外のイベントに20回ほど出演してきたが、学校行事やクラブ活動などで出演できない場合はメンバーがカバーし合う。4人は「歌とダンスを楽しんでもらい、見てくれる人とつながっていきたい」と笑顔で語った。
(2019年11月23日発行 YOUよっかいち第174号掲載)