マスターズウエイトリフティング優勝 阪本さんが年代別日本新記録

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 7月下旬に宮崎県で開かれた第37回全日本マスターズウエイトリフティング競技選手権大会で、四日市市の阪本篤示さん(65)が、73キロ級の65~69歳の区分に出場し、優勝を果たした。阪本さんはジャークでは91キロの年代別日本新記録を樹立。「世界記録を目指す」と熱い思いでトレーニングに励んでいる。【年代別日本記録を樹立した阪本さん(中央)、表敬訪問時には、森市長と中川副議長とポーズを決めた=四日市市役所で】

 阪本さんは8月26日、大会の結果報告のため四日市市役所を訪問。四日市市の森智広市長と四日市市議会の中川雅晶副議長が対応した。

 大会結果や日々のトレーニングの様子を聞き、「すごい精神力ですね」と森市長が驚くと、「本当に好きなんです。トレーニングも19歳、25歳といった若い世代とも頑張っています」と笑顔で話した阪本さん。30歳のころに一度競技をやめていたが、ボディービルディングをしていた。知人の誘いもあり、60歳の時に再びウエイトリフティングを再開した。

 今後の目標は「世界記録の更新です」と阪本さん。トレーニングの成果もあり、更新への手応えは十分感じている。「健康でけがをせず、ウエイトリフティンを続けたい」と話していた。