確実な施錠やツーロックの促進を 四商が自転車盗難防止モデル指定校に 

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 四日市南警察署は、生徒の自主的な活動を通じて、確実な施錠やツーロックの促進など自転車盗難の被害防止に対する意識を持ってもらおうと、四日市商業高校(尾平町)を自転車盗難防止モデル校に指定した。【指定書と表示板を手にする生徒=四日市市尾平町で】

 生徒会の役員が出席し、指定式が6月27日に同高の校長室であり、モデル校の指定書や表示板が、同署の西本茂人署長から手渡された。表示板には「鍵を掛け、ツーロックの徹底を」と書かれている。指定書を受け取った後は、生徒から「しっかりと施錠をする」ことなどを誓う「自転車盗難被害ゼロ宣言」があった。

 指定式後は生徒会役員らが、下校する生徒らに向け、校舎内で、「しっかりと自転車の施錠をしましょう」などと声を掛けながら、啓発物であるポケットティッシュを配った。

 

 同高では、全校生徒の約7割が自宅や近鉄四日市駅などから自転車を利用して通学しているという。