四日市ジュニアレスリングクラブ(宇野勝彦監督)に所属する長谷川蓮さん(山手中3年)が、3月22日に開催された「JOCジュニアオリンピックカップ　2025年U15全日本レスリング選手権」の男子グレコローマン48キロ級で優勝した。7月にはキルギスで開催されるアジア大会へ日本代表として出場する。

　今回からグレコローマンの試合が行われるようになった同大会。体の使い方、腕力など、以前からグレコローマンでの出場も将来的に視野に入れ練習をしていたという長谷川さん。大会の実施要項を見てグレコローマンのあることを知り、「これは絶対でないと」と闘志を燃やしたという。

　大会では、「圧勝」という言葉がぴったりな強さで優勝。自信をつけ、日本代表として臨むアジア大会はもちろん、来月茨城県で開催される「沼尻杯第51回全国中学生レスリング選手権大会でもグレコローマンでの「圧倒的な優勝」を目指すという。

　長谷川さんは4月17日、宇野監督と一緒に四日市市役所を訪れ、森智広市長に優勝の報告、今後の目標などを話した。大会の結果を見た森市長は「まさに圧勝、おめでとうございます」などと長谷川さんに声を掛けていた。