三重ホンダヒートが今回も逆転勝利し連勝、横浜キャノンイーグルス破る

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【逆転トライを決め、プレイヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた竹中太一選手】

 ジャパンラグビーリーグワンの三重ホンダヒートは2月23日、ホームで昨シーズン4位の強豪、横浜キャノンイーグルスと対戦し、20対17の劇的な逆転勝利を収めた。三重は前節も逆転勝利しており、これで連勝。対戦成績を4勝5敗まで戻して、五分まであと一勝となった。

 会場の三重交通Gスポーツの杜鈴鹿には約3140人が来場し、上位6チームに与えられるプレーオフ進出の権利をめざし、負けられない両チームのぶつかりあいを見守った。

 激しいバトルから、元日本代表の中尾隼太選手が2本のペナルティゴールを決めるも、横浜の猛攻を受けて自陣にくぎ付けされる場面もあるなど、前半は6対12で折り返した。

 後半、三重は相手スクラムを押し返し、相手陣の突破を重ね、竹中太一選手がトライ。中尾選手がゴールを決めて13対12と逆転に成功した。さらに、テビタ・リー選手がトライを決め、20対12と点差を広げた。後半32分に相手のトライを許し、20対17で試合は最終局面へ。相手の猛攻を三重はチーム一丸で防ぎ、最後はマーク・アボット選手が相手のボールを奪って、試合終了となった。

再三の突破でチームに勢いをもたらしたテビタ・リー選手

 キアラン・クローリーHC(ヘッドコーチ)は「キーになったポイントを挙げるとすれば、前半の最後の10分、相手の猛攻に耐えきった部分だと思う。試合を通して選手たちのプライドや努力が見られ、大変満足している」などとコメントした。

 三重は4勝5敗で12チーム中8位。次戦は3月2日、ヤマハスタジアム)で静岡ブルーレヴズと対戦する。(記事中の写真は三重ホンダヒート提供)

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