地域に元気を、子どもたちに笑顔を――。楠地区四日市市合併20周年記念花火大会が2月8日(土)、四日市市楠町で開催される。昨年夏から準備に奔走してきた地元有志による実行委員会の努力が実り、冬の夜に1100発の花火を打ち上げる。
打ち上げは午後7時の開幕から約20分間。趣向を凝らしたプログラムを計画しており、「マリン・ブルー」は海沿いの街である楠町をイメージした青一色のスターマイン100連発、「銀河の世界」では子どもが喜ぶ、かわいらしいデザインの花火が夜空を照らす。住み続けられるまちづくりへの思いを込めた新作花火も披露されるほか、ラストは大スターマイン250連発が夜空を染める。
同町では35年前に地元商工会が花火大会を成功させた実績があり、今回の開催を決めた。当初は750発を予定していたが、最終的には大きく上回る打ち上げ数になった。当日の警備や安全対策、設営について入念な調整に励む実行委メンバーの田中大補さんは、「楠町商工会員をはじめ、多くの地元団体や企業の協力で企画を形にできた。日頃からの親密なつながりを大切にし、『オール楠』で成功させたい」と思いを話す。
花火は鈴鹿川派川の河口付近からから打ち上げられる。観覧エリアは、同川南北堤防沿いで、安全のため北側堤防の下と新五味塚橋上での観覧は不可。午後5時半から同8時半まで観覧エリアへの車両侵入は禁止する。
詳細は電子パンフレット(https://saas.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjo1MzUwMTV9&detailFlg=1&pNo=1)に記載。問い合わせは、実行委事務局TEL059・397・2046へ。