三泗教育発表振興会は、授業や部活動で制作した児童、生徒の作品を紹介する「三泗小・中学校美術展」を1月24日から30日まで、四日市市文化会館で開いている。会場は同館の第1と第3展示室で入場無料。
作品は平面、立体のものをあわせ、四日市、三重郡の小学校47校から786点、中学校28校から742点が出品。美術部は17校から509点の作品が出品されている。
主催の三泗教育発表振興会によると、今年の作品の傾向として、小学低学年では、素材を切り、丸めたり、つぶすなどして何かに見立てて自由な発想で表現、中学年では様々な素材に触れ、余具の扱いを工夫した作品が多く見られたという。高学年では、これまでの学習を生かし、細部にこだわった躍動感あふれる作品が多いそうだ。
また、中学校では、平面や立体のデザイン、絵文字、静物デッサン、自画像などさまざまな分野の作品がそろい、豊かな発想力、表現力で作られたものがそろったという。
三泗中学校美術部作品展も同時開催。観覧時間は、午前9時から午後4時半までで、最終日は午後3時。1月27日は休館日。