年に一度のチョコレートの祭典、近鉄百貨店四日市店の「バレンタイン ショコラ コレクション」が1月22日始まった。海外ブランド、繊細な和テイストのブランド、人気キャラクターとのコラボ商品、メディアで紹介された人気店の商品など、初登場7店を含む77ブランドが出店している。5階催会場で2月14日まで。
初日は開店前からチョコを買い求める人の列ができた。近年は自分のご褒美として買う人も多く、「すみっコぐらし」や「ムーミン」など人気のキャラクターとのコラボ商品も並び、子ども連れや、「孫のために買いに来た」という高齢の女性など、幅広い年齢層の人がショーケースをのぞいている。
人気の高いゴディバでは、定番商品のほか、チルドケーキ(生ケーキ)も販売。ホワイトチョコのクリームとマロンクリーム、フランボワーズジャムを使った「モンブランショコラブラン&フランボワーズ」は、甘酸っぱさがアクセントで、食べ進めるごとに違った味わいが楽しめる。
生チョコ発祥の店と言われる「シルスマリア」のチョコは、くちどけの良さを誇る。日本酒の真澄「山花」とコラボした商品や、メロンの王様、静岡クラウンメロンの商品が人気だという。今月下旬からは試食もできるそうだ。
期間限定で出店する「Café The SUN LIVES HERE」は東京・三軒茶屋のチーズケーキ専門店。メディアで紹介されることも多く、2時間並ぶ人もいる人気のショップだ。俳優の矢田亜希子さんが「一度食べたい」と話し、話題になったという。28日までの限定で「CHILKチョコレート」を販売。正式販売は2月1日からの商品で、近鉄百貨店四日市店で全国に先駆けて販売するという。29日からは全国の物産展で人気の福岡県の「あげもんのさかえや」が、ブランド芋「宮崎紅のさつまいも」を揚げ、砂糖をからめたソフトかりんとうにチョコレートでデコレーションしたショコラけんぴの実演販売を行う。