冬の夜空に大輪の花 うつべ魅力発信会が花火打ち上げ 四日市市

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 四日市市内部地区の冬空に12月21日午後8時、色とりどりの大輪が咲いた。2020年から「うつべ魅力発信会」(中川勝悟代表)が主催する花火大会だ。

 4年前コロナ禍で四日市花火大会など多くのイベントが中止になり、同会が「地域の人を元気にしたい」と、市制123周年記念事業として開催。翌年は開催されなかったが、地区の住民から要望を受け、22年からクリスマスの近くの土曜日に毎年開催している。同会が地元企業や店舗、団体、個人から協賛金を募集し、岐阜県大垣市の花火師・高木煙火の協力を得ている。

 打ち上げ会場の近くの公園の駐車場には、打ち上げ15分前から10台程度の車が停まり、車の外や中で打ち上げを待つ人がいた。立ち入り禁止エリアまで近づくと、小雨が降る中、子ども連れや女性同士の見物客が姿を見せていた。15分ほど打ち上げられ、フィレーレは連続で花火が打ち上げられ、盛り上がった。

 毎年見にきているという同市南小松町の60代の女性は「今年は今までで一番良かった。花火を打ち上げてくれる人に感謝です」と笑顔で語った。

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