森智広さんに当選証書、「疲れはしたが、今はリフレッシュした気分」

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【当選証書を受け取る森智広さん(右)=四日市市役所】

 三重県の四日市市長選で3選を果たした森智広さん(46)が11月25日、市役所で当選証書附与式に臨み、市選挙管理委員会の渡邉八尋委員長から証書を受け取った。選挙から一夜明けてのこの日も、市議のころから続けている駅頭での朝の演説をしたといい、「選挙で疲れはしたが、今はリフレッシュした気分」と、3期目への決意を語った。

 当選証書附与式では、渡邉委員長が「2期8年の中で取り組んできた数々の政策や実績が評価され、市政のかじ取り役として大きな期待が寄せられたと受け止めています。3期目の市長として、市民の負託にこたえるため、全力で市政運営にあたっていただき、魅力ある四日市を創り上げていかれるよう期待しています」などとあいさつした。「バスタ、図書館、大学など、いよいよ成果を見せていただくことになると思います」と期待も述べた。

「リフレッシュした気分」などと、今後への決意を語った森智広さん

 式のあと、報道各社のインタビューで、森さんは「毎日、地域を回り、次の4年への思いを多くの人たちに伝えられた。再開発は、近鉄周辺は4年でほぼ完成するし、国道1号から東は、しっかりと枠組みを決めていきたい」と、新図書館や新大学設置など多くの課題を進めていく決意を語った。「子ども・教育」の分野では、全小中学校の体育館や武道場の空調整備については2025年度予算から何らかの反映をさせたいとし、新事業の「こどもみらいクーポン」については、制度設計などの議論を始め、しっかり実現させたいとの気持ちを述べた。

 記者からは、投票率が8年前よりも低かったことについての感想も求められたが、「残念ではあったが、もっと下がるのではないかと心配していたので、さまざまに呼びかけて、何とかもちこたえたかなとも思っている」などと話した。