中学校で休校措置も インフルエンザ 三重県内で流行入り発表

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【【インフルエンザ】】

 三重県は、県内のインフルエンザ定点医療機関(72機関)からの報告で、11月11日から11月17日の1定点医療機関当たり患者数が1・74人となり、国立感染症研究所が流行入りレベルの目安としている1定点医療機関当たり「1・0」を超えたと発表した。県では、今後さらに感染拡大が予想されるとし、手洗いや、せきエチケットを行うなど、感染予防対策の徹底するよう呼び掛けている。

 学校などでは、学級閉鎖や学年閉鎖の措置を取るところもあり、尾鷲市の尾鷲中学校では全校生徒299人中98人が欠席し、35人がインフルエンザと診断されら、学校閉鎖の措置が取られた。報告数はで10以上で「注意報」、30以上で「警報」となっている。

 県では、予防のため、こまめな手洗いや手指消毒の励行、場面に応じたマスクの着用、栄養バランスを考えた食事と十分な睡眠、検温や部屋の温度を適切にすることなどを県民へ向け、呼びかけている。