新体操 インターハイ完全優勝で高校三冠 四日市市出身の高田高2年山本響士朗さん

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【優勝カップ、メダルを前に大会での様子などを話す山本さん(左)=四日市市諏訪町】

 高田高校新体操部に所属する四日市市出身の山本響士朗さん(2年)は8月5日から7日に北九州市立総合体育館(福岡県北九州市)で開催された「全国高等学校総合体育大会体操競技大会・新体操大会 兼全国高等学校体操競技・新体操選手権大会」で個人総合優勝を果たした。今年3月の選抜大会、5月のユース大会に続く優勝で、高校三冠を達成した。

 種目別(ロープ、リング)でも優勝し、「完全優勝」でのインターハイ制覇。山本さんは、堀孝輔監督とともに10月11日、四日市市役所を訪れ、森智広市長に大会での様子や今後の目標などを話した。

 4種目で競う大会もあるが、インターハイでは2種目。「自分では4種目でするほうが得意」と話すが、ミスなくリング、ロープを制した。

 インターハイは昨年3位の結果で悔しさが残っていた。高校生の大会でも、より注目度が高いこともあり「今年はこそは優勝したい」と闘志を燃やしてきた。去年の自分と比べて、技術も表現力も増したことを感じていたという。

 2年生で高校三冠を達成し、来年は連覇が期待される。森市長は「ぜひ連覇を目指してほしい」と話していた。

【森市長、堀監督と記念撮影】