立候補予定者説明会に4人、「検討中」「次回に関心」なども、11月告示の四日市市長選で

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【説明会の冒頭であいさつする四日市市選挙管理委員会の渡邉八尋委員長(左)=市総合会館】

 11月17日告示、同24日投開票の三重県四日市市長選で、立候補予定者説明会が10月2日、市総合会館であり、現職の森智広さんの陣営関係者、現職市議を含む4人(同行者など除く)が出席した。9月25日に立候補の意思を表明した元市議長の小川政人さんは本人や関係者が出席しなかった(必ず出席しなければいけないものではない)。

 出席した人のうち、現職の関係者を除く3人では、1人は今回の市長選ではなく次回に関心があり出席したという。残る2人は今回の市長選への立候補について、いずれも「検討中」とした。

 説明会では、市選挙管理委員会の渡邉八尋委員長が「市長選は身近な政治家を選ぶ選挙で、今後の市政を方向づける重要な選挙です。ルールを守り、明るく、きれいな運動をして頂きたい」などとあいさつした。このあと、届出の手続きなどについて注意や説明がされた。

 市選管は、市長選に向けた啓発活動として、10月12~14日、トナリエ四日市で明るい選挙啓発ポスター展と書道展を開く。12、13日には午前11時~正午、午後2時~3時に実物の記載台と投票箱を用いた模擬投票を実施、選挙に関心をもってもらう計画だ。

 また、障害のある人や、一定の要介護認定を受けている人のうち、自ら移動することが困難な人を対象に、自宅から投票所までの往復をタクシーで無料送迎するサービスを始める。利用の流れは、投票日の4日前までにオンライン申請か窓口での申請をし、タクシー利用券が届いたらタクシーを予約して、当日の投票に臨む。乗降の介助はないとのことで、詳しくは市選管(059-354-8269)へ。