グランプリなど表彰、四日市でミセスオブザイヤー三重2024、年齢など超えて堂々ステージに

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【最も出場が多かったPrecious部門でグランプリを得た井上千佳さん(右)と田中さつき統括プロデューサー】

 「MRS of the year 2024 MIE(ミセスオブザイヤー三重2024)」が9月19日、三重県の四日市市文化会館で開かれた。25歳から73歳までの14人のファイナリストが4部門に分かれて出場し、グランプリなどの賞が決まった。上位の受賞者は11月に東京で開催される日本大会への出場権を得た。

 審査は、公式Tシャツとデニムパンツでのウォーキングで自己表現するファーストセッションと、ドレス(ナイトガウン)でのウォーキングとスピーチでのセカンドセッションで行われた。

 未婚の女性だけでなく、むしろ、お母さんや、時に孫がいる世代の女性も参加しているのがこのコンテストの特徴で、会場からは「ママ~」などと子どもや家族からの声援も聞こえ、出場者が舞台から手を振って応えるなど微笑ましい場面が見られた。

 スピーチでは、病気に負けまいと出場をきめたこと、自分の背の高さがコンプレックスだったが、ウォーキングを勉強して背筋を伸ばしたら自信がわいたなど、出場が自分を見直すきっかけになったとする言葉が多かった。

 出場者は夏の間にメイクやウォーキング、スピーチなどの訓練を積んできた。ゲスト審査員の1人、元サッカー日本代表武田修宏さんは「きょうのみなさんは最高。自然体で堂々と自分をアピールできていて感動します」と話した。

 グランプリを受賞した4人には、三重大会の統括プロデューサー田中さつきさんからティアラなどが贈られた。田中さんは出場者に「ここがみなさんの新しい人生のはじまりです」と声をかけ、会場からは「おめでとう」の声が何度も出場者に贈られた。各賞は以下の通り(敬称略)

 【グランプリ】Gorgeous部門 寺崎百音▽Brilliant部門 古市真夕▽Precious部門 井上千佳▽Eternal部門 李珠子【準グランプリ】Brilliant部門 永井久美子▽Precious部門 西原貴子【特別賞】インナービューティー賞 永井久美子▽ベストドレッサー賞 早咲友加里▽ベストスマイル賞 東陽子▽ベストスピーチ賞 中嶋まや▽シャイニング賞 日高貴子▽ビューティーキャンプ賞 井上千佳▽オーラ賞 鈴木聡子▽ビューティーアップ賞 伊藤紗織▽エレガンス賞 渡辺美紀子▽パーソナルビューティー賞 河原恵子

フィナーレで舞台に立つ出場者と、あいさつする統括プロデューサーの田中さつきさん