パリ五輪の体操女子日本代表に内定した四日市大学総合政策学部1年の岡村真さん(相好体操クラブ所属)の内定報告会が6月14日、同大学で開かれた。「人間たれ」という約200人の1年生が出席する講義冒頭の時間で、講義に出席した学生らから祝福を受けた。
報告会が始まり、岡村さんが登壇すると学生から「頑張れ!」「おめでとう」の声援。津市出身で7歳から相好体操クラブで体操を始めたことなどを紹介するスライドやニュース映像がモニターで流され、これまでの軌跡が紹介された。
大学関係者によると、四日市大学に在籍する現役の学生が五輪に内定したことで、「大学にとっていつもと違った夏になりそう」としいう盛り上がりもあるという。大会へ向け「しっかり準備をして最高の演技が出来るようにしたい」と思いを話した岡村さん。
開催地フランスの国旗にちなんだトリコロールの装飾をした花束が学生から手渡された。また、用意された色紙に岡村さんがサインをした。学生代表から「四日市大学の皆で応援しています、頑張ってください」と声を掛けられると「世界を魅了する演技をします」と話した。報告会の最後には席に戻ってそのまま講義を受けた。体操女子は7月28日から予選が始まり、8月5日まで競技が続く。大学では、パブリックビューイングなどで応援する案もあるそうだ。