四日市北ロータリークラブ(太田真理会長)は、県立北星高校(伊藤徳也校長)の生徒一人に、特別奨学金を授与した。授与式が4月7日、富田地区の十四川桜まつりの会場であった。【太田会長(右)から特別奨学金を手渡される市田君=四日市市茂福で】
式では太田会長が「夢に向かって一生懸命頑張ってほしい。今後もこの事業を継続していきます」などとあいさつ。同高の伊藤校長は「生徒たちにとって、とても励みになること。今後も交流を深めていきたい」と話していた。
特別奨学金を授与されたのは同高2年の市田けんじ君。数学が得意で、部活はバスケットボール部に所属している。市田君は「もっと頑張りたいと思いました。本当にありがとうございます」と笑顔で話していた。
同クラブでは四日市大学の留学生への奨学金授与や青少年交換留学生制度などにも取り組んでいる。4年前からは、国際奉仕の一つの事業として、成績優秀で学習意欲のある同高の外国人生徒へ。特別奨学金は授与してきた。今年からは全生徒を対象とすることになったという。