三重県北部は3月21日、未明から雪が舞い、四日市市では西部を中心に午前9時過ぎまで断続的に強く降ったりした。川島地域の住宅団地では家々の屋根が白くなり、田んぼもうっすらと白くなった。
住宅団地の家々では自動車に雪が積もり、氷点下の早朝は、凍り付いてワイパーが動かないものもあった。風で、ちょっとした吹雪のようにもなった。鈴鹿山系の山頂付近は午前10時過ぎになっても雪雲が覆っていた。
津地方気象台によると、1990年以降の記録では、2001年と2006年には3月31日でも雪が降った年がある。また、21日~31日の3月下旬で調べると、1993、1999、2000、2001、2005、2006(2回)、2011に計8回の雪の記録があり、今回は2011年以来の雪になるようだ。ただ、気象台によると、四日市は機械計測になっていることもあり、雪になるか、みぞれになるかの判定は、正式には一両日を待つ必要があるという。