三重県四日市市の近鉄百貨店四日市店で3月13日、第22回春の北海道大物産展が始まった。北の名店が並ぶ人気の催事で、5階催会場では19日までの第一弾に43店、20日~26日の第二弾では21店を入れ替えた42店が集う。今回、初のサテライト会場を4階ブックパティオに設け、北海道に生息し、「雪の妖精」とも呼ばれる鳥「シマエナガ」にちなんだ雑貨や菓子などを並べている。
第一弾では四日市店限定の豪華な弁当が幾つも実演で販売されている。2千円台から3千円台と値は張るものの、長い列ができている。札幌「北海工房」の「特製四大蟹弁当」や札幌「ばにやん」の「うに、まぐろ弁当」、函館「五稜郭谷ふじ」の「社長の弁当」など。第二弾では札幌「金獅子精肉店」の「黒毛和牛『ふらの和牛』&あか毛和牛『神内和牛あか』食べ比べステーキ弁当」などがある。
第二弾では茶店も登場し、札幌「らーめん虎」の近鉄限定「琥珀帆立バターコーンラーメン」が提供される。クリーミーな豚骨スープに魚介出汁、そこに近鉄だけのバターコーンと帆立がトッピングされるという。
スイーツも、第一弾では浜中町「はまなかぐるぐるファクトリー」の「ヨーグルトモンブランロール」が初登場。第二弾では下川町「あべ養鶏場えっぐぷりん店」の「あべ養鶏場がつくったえっぐぷりん」が初登場する。初出品や季節限定の菓子もあるほか、北海道土産の定番お菓子にも長い列ができている。
「シマエナガ」はモフモフとした白い毛におおわれたスズメより少し小さめの鳥で、かわいらしい外観などで人気者になった。4階のサテライト会場ではぬいぐるみ、菓子、文具などが集結している。また、革製品や寄せ木細工など、北海道の技を紹介する雑貨なども並んでいる。
(文章中、商品のみの写真は近鉄百貨店四日市店の提供です)