第12回全国選抜中学校テニス大会が3月28日から30日、香川県で開催される。四日市市内の中学3校が団体で、大池中が男女、常磐中が男女、山手中の男子が東海地区中学生新人テニス大会の成績で全国舞台への出場権を獲得した。
選手らは3月11日、四日市市役所を訪れ、森智広市長、四日市市議会の谷口周司副議長に大会への意気込みなどを話した。
「四日市から3校も出場するのはすごい。四日市のテニス界が盛り上がっている。皆、ライバル同士だけど頑張ってほしい」と選手に声を掛けた森市長。それぞれのチームの主将は皆2年生、全国舞台へ向け目標などを話した。
東海地区で男子団体優勝の常磐中、主将の桂川弘也君は「苦しいトレーニングを頑張った。ベスト4以上、優勝を目指します」と話し、女子団体3位の主将の本保咲さんは「一戦一戦を大事にしたいです」と意気込む。
山手中は東海地区で男子が団体2位となり出場を決めた。「皆が楽しんでいる、なじみやすい雰囲気があり、そこが強さ」と主将の田之上悠人君。目標は「ベスト8」を掲げる。
大池中は、東海地区で女子が団体2位、男子が3位。「にぎやかな雰囲気のチームですが団結して頑張ることが勝利につながる」と男子選手の加藤蒼良君はチームについて話し、「先輩たちが頑張っていただいた、それより上を目指す」と闘志を燃やした。女子選手の服部天寧さんは「チーム全員が明るくて前向き、一つでも多く勝ちたい」と力強く話した。
四日市市議会の谷口副議長は「これだけ近くに強いチームがあるのは楽しみです」と期待していた。森市長が「同じ四日市の中学校、高め合って良い結果を出してほしい」と話すと、選手らは「はい」と元気に返事をしていた。