メタバースで将来の四日市市街地の体験を、意見交換のテレビ番組収録の参加者も募集

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【メタバース内にできている仮想の円形デッキ(記事内の仮想現実の画像はすべて四日市市提供)】

 三重県四日市市の中央通り再編をメタバース(インターネット上の仮想空間)で体験してもらおうと、四日市市は2月20日、未来の市について意見交換するテレビ番組の収録現場への参加者募集と併せて発表した。中央通りのメタバースはこれまで、特定のイベント会場からでないと入れなかったが、場所を問わず、どこからでも入ることができる初めての機会だという。

 メタバースに入って、中央通りの中を歩き回ることができる「メタバースYOKKAICHI体験」は、2月26日から3月3日の午前10時から午後8時の間に開いている。パソコンやスマートホンから入れるといい、アバター(自分の分身)を操作して、近鉄四日市駅東にできる円形デッキや新バスターミナルの「バスタ」、さらにJR四日市駅前までの散策路などを歩き、中央通り再編で完成する通りの姿を体感してもらうという。途中、六つのポイントに動画解説のある大型ビジョンがあるといい、ここでは映像による最新情報も映すという。入場するにはURL(https://yokkaichi.metaversecloud.cc/)から。

大型ビジョンがあるポイントでは最新情報も
円形デッキの仮想空間から市街地を眺めることも

 テレビ番組収録は「四日市未来会議inメタバース」で、まちづくりにかかわる人たちのインタビュー動画などを交え、タレントと参加者がメタバース上で意見交換をする趣向だという。こちらは、実際の四日市市を模した仮想空間ではなく、メタバースの観覧空間に入れる仕組みだという。定員は先着200人で、2月23日までに参加申し込みURL(https://forms.gle/ju7TPeezLtEe4d5F8)へ。

 収録された番組は3月17日の午後6時30分からと、同31日の午前9時から三重テレビで放映される。