四日市市立小山田小学校(同市山田町、西川明里校長)はこのほど、キャリア教育の充実を目的に設定され、顕著な功績が認められる教育委員会、学校、PTA団体などの功績を讃える「第16回キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等文部科学大臣表彰」を受けた。西川校長、同校のコミュニティスクール運営協議会の片岡洋将委員長が2月2日、四日市市役所を訪れ、森智広市長に表彰を受けたことや日頃の取り組みについて報告した。
1学年1学級で全校生徒は約160人という同小。学期ごとの個人面談の実施などの児童一人ひとりの発達を踏まえたきめ細かい支援や、他校との交流、1年から6年の縦割り活動班を取り入れるなど、多様な価値観や考え方に触れる活動に力を入れている。
また、小山田地区は地域で子どもを育てていく環境があるそうで、地域の人や事業所と連携した取り組みを実施。昔遊びやしめ縄づくりなどの地域の教育力を活用している。
表彰や日頃のことを聞いた森市長は「地域と密接に関わって学校とあって素晴らしい。引き続きお願いします」などと話していた。