「バレンタイン・ショコラ・コレクション」が1月24日、三重県四日市市の近鉄百貨店四日市店で始まった。世界のブランドや和のテイストを意識した品、人気キャラクターとのコラボ商品や、かわいいを押し出したような品など、初登場11を含む約80ブランドのチョコレートが並んでいる。5階催会場で2月14日まで。
最近は、自分へのご褒美として買い求める人も多く、毎年、各地でこの時期限定の商品が販売を競っている。会場には初日から多くの女性客らが訪れ、にぎやかだ。
世界のブランドになっているベルギーの「ゴディバ」や「ピエール・マルコリーニ」、FIATのミニカーがセットになったイタリアの「マイアーニ」、日本人ショコラティエが手がけるオーストラリアの「ナカムラチョコレート」など、海外の人気ブランドは14店。チョコ一粒一粒が個性を主張している。
和にこだわった製品では、ピーカンナッツとホワイトチョコをかけあわせた「サロンドロワイヤル京都」や、メイドイン北海道の「カカオキャット」、自家製チョコと日本の蒸留所のウィスキーをコラボさせた「ショコラティエパレドオール」、日本画のような美をチョコが纏う「甘味画廊」などがある。
年代を問わず親しみのあるポケモン、ムーミン、パンダなどのキャラクターとコラボしたチョコも。初登場という「まるっとかわいいふるうつ。」は、リンゴや洋ナシなど果物の形をした缶にチョコが入っており、店頭はフルーツショップのようにカラフル。栗きんとんで有名な「恵那川上屋」、季節限定のイチゴ味を販売する「プレスバターサンド」など、期間限定の出店もある。(記事中、個別の商品の写真は近鉄百貨店四日市店の提供)