【読者の声 言わせて・聞かせて】雪の対策、今年は大丈夫? 昨年1月を思い出して

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【降雪時の諏訪栄町(2023年1月撮影)】

 2023年1月に四日市市で降った本格的な雪では、大雪警報も出て、道路の凍結や断水などの影響があった地区もあり、今シーズンもあのようなことが起こらないかと心配です。積雪時の対策などは、四日市ではどのようになっているのでしょうか?数日間は生活に影響が出てしまったので気になります。(市内在住・40代男性) 

防災情報サイト参考に 各自寒波到来前の備えを

 昨年1月の寒波では、四日市市でも観測史上最低気温となるマイナス8・9度を記録し、市内全域に影響があった。市危機管理課では6月に防災情報ホームページを一新し、災害時はこまめに情報を更新する他、安全安心防災メールや四日市市Sアラートで発信するなど、以前より積極的な広報を行っているそうだ。また、道路維持課は、前回の経験を今後の業務に生かせるよう道路雪氷対策委託業者と意見交換を行い、適切な対策に取り組みたいとしている。
 

 市上下水道局は、11月下旬、ホームページに宅内水道管の凍結への注意喚起の文書をアップした。担当者によると、昨年市の水道管本管自体に凍結はなく、被害があったのは個人宅に引き込まれた個人所有の水道管で、この部分が破損すると修理費用や漏水した水道料金が発生し、自身で高額な費用を負担することになりかねないそうだ。「露出している水道管には保温材を巻く、蛇口から少量の水を流しておくなど事前の備えを」と呼び掛けている。昨年の宅内における水道管凍結による漏水被害は、市内全域に及んだことから、本格的な寒波が到来する前に各家庭での対策や注意が必要だ。具体的な対策は水道局のホームページで。