三重県四日市市を練習拠点にするバトントワーリングのチーム「Baton Team Grace」が12月7日、森智広市長を表敬訪問し、9日から始まる「第51回バトントワーリング全国大会」への出場を報告した。今回はU-15、U-12のふたつのチームが同時出場を果たし、喜びもひとしお。「笑顔で、楽しく、全力で踊りたい」などと決意を語った。
訪問したのは、チームのうち四日市市のメンバーたちで、U-15の藤田陽菜さん、川村真由花さん、里幸奈さん。U-12の田中るるなさん、久保凛乃さん、出口陽奈子さん、荒川花さん、長町明日葉さん、藤田菜月さん。U-15は4人、U-12は5人の市外在住メンバーが加わり、それぞれ、チームの演技で競う。
コーチの川崎佳美さんは「今年はライバルのレベルも上がっていて、全国へは激戦でしたが、いい結果を収めてくれました」。競技は、全員が同じ動きをするのではなく、一人一人の演技が組み合わさって全体を表現するという。森市長は一人ずつに大会への意気込みを尋ね、メンバーは「楽しく元気にやれたら」「入賞したい」「心に刺さるような演技をしたい」などと答えていた。
大会は9、10両日、千葉県の幕張メッセイベントホールで開かれる。「Baton Team Grace」は、四日市市のあさけプラザで週2回の練習をしており、高校生などを加え、約40人が所属している。モットーは「より輝き・より美しく花開こう」。市のイベントなどにも積極的に参加している。