ベトナムでセミナー開催、四日市市の森智広市長、四日市商工会議所の小川謙会頭ら

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【行政、企業の65人が参加したハイフォンでの「四日市PRセミナー」=四日市市提供】

 経済交流を目的にベトナムを訪問した四日市市の森智広市長、四日市商工会議所の小川謙会頭は、11月24日、ハイフォン市で「四日市市PRセミナー」を開催、市の産業の紹介などをした。27日、市が発表した。また、22日にハノイで開かれた「四日市港セミナーinハノイ」の様子も伝えられた。

 市によると、PRセミナーには、現地の行政、企業の関係者約65人が参加した。森市長、小川会頭があいさつし、森市長が市の概要や市とベトナムの交流について紹介した。国際環境技術移転センター(ICETT)からは、環境と経済を両立させた発展を目指していることが説明され、ハイフォン市側からも関心が寄せられたという。

 22日夜にハノイで開かれた「四日市港セミナーinハノイ」については、四日市港管理組合が様子を伝えた。ベトナムとの間のコンテナ貨物の取引拡大が目的。四日市港利用促進協議会会長でもある小川会頭があいさつし、四日市港管理組合副管理者の森市長が、四日市とベトナムの経済的な結びつき、三重県経済における四日市港の重要性、コンテナ貨物の現況などを説明したという。

 その後の懇談会は招待客74社・団体の103人を含む総勢125人の交流となり、四日市港について意見交換がされたという。海外でのセミナー開催はハノイでは初で、参加者からは「ベトナムと四日市港の関係を知ることができた」などの好意的な声があったという。