姉妹都市提携60年を記念して、米国ロングビーチ市からレックス・リチャードソン市長らの訪問団が四日市市を訪れ、11月17日、市役所を表敬訪問して森智広市長らと歓談した。一行は19日まで市内の学校や企業、文化施設などを見学し、B-1グランプリの会場や四日市港のロングビーチ公園での新遊具の完成セレモニーにも出席する。
訪問団は18日から合流するロングビーチ港関係者3人を含む13人。17日は一行10人が市役所に着く直前に雨が上がり、森市長や樋口龍馬市議会議長、職員らが玄関前で出迎えた。
リチャードソン市長はニナ夫人とアリナさん、ミラさんの2人の娘と一緒に訪れた。市立中央保育園、四日市幼稚園の30人余が小旗を振って歓迎し、園児から花束が贈られた。リチャードソン市長やロングビーチ・ヨッカイチ姉妹都市協会のマイク・ボーン会長、ロングビーチ姉妹都市連盟のスーザン・レッドフィールド会長らの訪問団一行は、園児らとともに正面玄関前で記念写真を撮影した。
このあと、一行は8階の来賓応接室で市の幹部らと歓談した。森市長が「滞在の数日間を、これからの友情を育てる時間にしていきたい」などとあいさつ。リチャードソン市長も「大歓迎に感激している。姉妹都市60年の間には教育や病院などの交流など含め多くのことがされてきたが、これからも両市のよい関係を続けられるよう願っています」などと話した。
森市長は「週末にB-1グランプリがあります。四日市市内がにぎわうのを楽しんでほしい」と話し、祭りにちなんで法被をプレゼント。一行もさっそく袖を通すなど、くつろいだ時間を過ごしていた。