不妊治療費助成の拡大を 四日市市長宛に嘆願書提出 三重で不妊治療支援の充実を求める会

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【嘆願書を提出した伊藤代表ら=四日市市役所】

 三重で不妊治療支援の充実を求める会(伊藤昌志代表)の関係者らは10月24日、四日市市役所を訪れ、同市の森智広市長宛に、不妊治療費助成の拡大を求めることについて、嘆願書を提出した。

 昨年4月から不妊治療の保険適用が始まったことに伴い、四日市市でも新たな不妊治療費の助成が始まった。1回の助成上限額5万円、助成回数は一子につき6回までで、現在はそれ以上の追加助成はない。

 同会によると、県内29市町中24市町では、県の補助事業(2分の1)として、特定不妊治療に対する回数追加事業を実施。四日市市は6回までの助成内容が他市を上回っているが、回数については追加助成がない。
 
 嘆願書の受け取りには、舘英次副市長らが対応。嘆願書を受け取り、「要望をいただき、検討させていただく」などと話していた。また、同会では、署名活動も始めた。署名は署名サイトVoiceの中で(https://voice.charity/events/600)で受け付けている。