「まちの魅力はここにあり!謎解きウォークラリーinよっかいち」が10月21日、四日市市の中心部で開かれた。街の中にあるヒントを探しながらクイズを解くと、四日市の産業や歴史、グルメ、観光などの知識を得られる。家族やグループ、夫婦など多くの参加があったが、クイズは簡単ではなく、商店街や公園をあっちへ行ったりこっちへ来たりする人もいた。
四日市市役所東の広場で受け付けを済ますと、参加者には16ページもある謎解き帳が手渡される。ヒントを参考に諏訪新道から諏訪神社のある商店街の方へ、さらには、鵜の森公園方面へと足を伸ばし、パズルのように入り組んだ質問の回答を探した。商店街や公園には謎解き帳を手にした一団がどっと訪れ、アーケードの一角に目を凝らしたり、公園のオブジェを見つめてみたり。
四日市青年会議所の「まちの未来創造委員会」の企画で、四日市の街の魅力を多くの人が参加できる形で未来に伝えたいと考えた。クイズは、地域の謎解き研究家の学生さんと一緒につくったといい、謎解きが好きと自負している人にとっても、時間内に全問を解くのは容易ではなかったようだ。