四日市市内で活動する消防団、24分団が参加する「四日市市消防団消防操法競技大会」が7月16日、同市寺方町の市総合防災拠点を会場に開かれた。会場には多くの見学人が訪れ、各分団の動きに注目していた。【的へ向け放水する分団員=四日市市寺方町】
今回で第57回となる同競技会。5人1チームで、消防車からホースを延ばし、障害物を通過しながら、炎に見立てた的へ放水することで、技術や確実性などを競う。競技会へ向け、各分団は日ごろの活動と並行しながら、練習をしてきた。
合図とともに競技が始まると、力強く素早い動きをみせる団員ら。的をめがけて放水して当たると「上手いな」などと声に出して感心する人も。競技終了後に所要時間と減点の結果などが会場内の放送で伝えられると、拍手が起こるなどをしていた。競技の結果、優勝は楠分団、準優勝は日永分団、3位は神前分団だった。
会場では、最新車両の乗車体験や、ちびっこ放水体験もあり親子連れらが訪れていた。競技大会は、動画配信も「ユーチューブ」であり、会場だけでなく、様々な場所から視聴する人がいた。