夏の交通安全県民運動が7月11日から同20日まで展開されるのにちなみ、四日市南警察署らは運動初日に、四日市市日永のショッピングセンター「日永カヨー」の1階中央広場で、キックオフイベントを行った。【津田第一幼稚園の園児やパールズの選手らによる「トライ」の人文字=四日市市日永】
イベントには、三重県内を拠点にする女子ラグビーチーム「PEARLS」(パールズ)の選手4人と、津田第一幼稚園(四日市市笹川)らが参加。四日市南警察署の署員、四日市市や四日市南地区交通安全協会などの関係者とあわせ、約150人が会場に集まった。
三重県内の交通事故の状況をイベント冒頭のあいさつで話した四日市南警察署の藤井淳夫署長は「皆で一丸となって交通事故防止に取り組んでいきましょう」と参加者に呼び掛けた。PEARLSの選手らは、ラグビーのルール説明をしながら、「止まれ」の文字の書かれたボールを来場者に見せ、交通安全を呼びかけた。
最後に、津田第一幼稚園の園児、PEARLSの選手らによる人文字の作成。園児がイスにすわり「トライ」の文字を作った。「交通事故ゼロに」のカードをPEARLSの選手らが手に持ち、司会者の「交通事故ゼロに」の呼び掛けに続き、園児らが「トライ」と元気に掛け声を出していた。2階付近からは、保護者や来場者がその様子を見守っていた。