8月10日から13日に愛知県の豊橋市民球場などを会場に開催される「世界少年野球大会」に、中日本ブロックの代表選手として、四日市ボーイズに所属する中部中3年の森風馬君が出場する。大会を前に四日市市役所を訪れ、森智広市長、四日市市議会の谷口周司副議長に、大会への思いを話した。【大会へ向け、目標などを話した森君(左から2番目)=四日市市諏訪町】
トライアウトを経て、メンバーに選ばれた森君は右投げ右打ち。内野手と投手をこなすことができ、戦力としての期待は大きい。大会には日本からは、中日本、東日本、西日本の3チームが出場し、米国から4チーム、韓国、メキシコ、中国、イタリア、シンガポール、パキスタンの計13チームが予選リーグで試合し、決勝トーナメントが行われる。
大会へ向け、「四日市ボーイズの代表として、世界一を目指して頑張ります」と力強く話した森君。「トライアウトは緊張したけど、選ばれて光栄です」と中日本代表として闘志を燃やす。昨年、2年生では全国大会でマウンドに上がったが、チーム関係者によると「堂々としていた」という印象が残ったそうで、初めての国際大会でも活躍が期待される。
森市長は「出場おめでとうございます。ぜひ世界で活躍を」と激励した。中日本チームの初戦は、8月10日の開会式後、豊橋市民球場でパキスタンと対戦する。大会は日本での開催は8年ぶりで、2015年の大会では、中日本選抜チームが完全優勝をした。