「ぜひバズらせて」 四商生が商店街の魅力をPR  広報ポスター完成などを市長に報告 

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 四日市市と、同市から委託を受けた四日市商店連合会(森修平会長)と四日市商業高校が連携して取り組む事業で、同高3年の「シティ・マネジメント講座」を専攻する3年生15人が、四日市市出身で映像ディレクターのシャンソンさんの指導を受け、四日市の商店街の魅力をPRするため、動画作成などに取り組んでいる。生徒らは商店街で、店舗への撮影交渉をし、広報映像の撮影をした。広報用のポスターとPR動画の初披露のため、6月15日に四日市市役所を訪れ、森智広市長に活動報告などをした。【ポスターを手にする生徒ら=四日市市役所】

 モニターでPR動画を見た森市長は「めっちゃおもしろい。すごいですね」と驚いていた。完成したポスターには、講座を専攻している生徒らがニックネームと顔写真入りで掲載されている。取り組みを始めたときから、メディアの取材が多く来ていたので、「はじめは緊張がすごかった」と話す生徒ら。「まさか授業で商店街を走り回ることがあるとは」「取材も来て、これが授業なの、と思ったけど、楽しい」「いろんなアイデアを出して、これからも情報発信していきたい」と笑顔で話していた。

 森会長は、11月にB-1グランプリのイベントが四日市であることに触れ、「素晴らしいものができた。B-1までにバズらせて多くの人に見てほしい」と思いを話していた。生徒らを指導するシャンソンさんは「まだ始まったばかり。秋に向けて、撮影も編集もオール生徒の動画を作っていきたい。地元への思いも増している」と今後の展開について話していた。