男子プロバスケットのB3リーグ、2022-23レギュラーシーズンに参戦していたヴィアティン三重バスケットボールの選手、関係者が5月25日、シーズン終了の報告のため、四日市市役所を訪れ、来季へ向けての意気込みを話した。【報告のため、森市長を表敬した選手と関係者ら(左から中西康介GM、溝口選手、森市長、高松選手、後藤社長)=四日市市諏訪町】
シーズン第1節では、津市の安濃中央総合公園内体育館であったホームゲームで湘南ユナイテッドBCに2連勝。シーズン中、全国へ遠征しての試合は、Bリーグ経験のある選手の奮闘、若手選手も経験を積み成長していった。四日市市では、四日市市総合体育館で10月にトライフープ岡山と対戦。敗れはしたものの、千人を超える観客で、会場は熱気に包まれた。
8位までがプレーオフ進出となる中、初参戦で52試合を戦い、19勝33敗の成績で10位。目標には届かなかったが、チームのプレーを見て「バスケットボールの楽しさを知った」という声も。けがに苦しむ選手もいたそうだが、全国各地で熱戦を繰り広げ、「選手たちは本当に頑張ってくれた」とヴィアティン三重の後藤大介社長は話す。森市長は「来季もぜひ頑張ってください」と激励した。
四日市市役所訪問時、シーズンを振り返りながら、来季へ向け、思いを話したのは、溝口秀人選手と高松勇介選手。溝口選手は「プレーオフ進出を目標にしていたがもうひと頑張りだった。来季は何がなんでも勝ち取りたい。プレーオフの盛り上がりは本当にすごい、熱気をぜひ三重県の方にも感じていただけるようにしたい」と熱く語っていた。高松選手も「初めてのシーズン、若い選手が経験を積めた。来季が飛躍の年となるよう勝ち上がっていきたい」と話していた。