四日市市在住の山門正宜さん(29)が4月に山梨県で開催された「第83回全日本ウエイトリフティング選手権大会」の男子102キロ級スナッチ・クリーン&ジャークで優勝した。過去に同大会の89キロ級と96キロ級でも優勝していて、3階級で日本一となった。【表彰状に森市長と記念撮影をする山門さん(右)=四日市市諏訪町】
山門さんがウエイトリフティングの競技を始めたのは大学入学後。高校までは野球で汗を流していた。現在は有限会社QBに所属し、仕事とトレーニングを両立させながら、競技に臨んでいる。四日市市の「スポーツ栄光章」も4年連続で受賞している。
優勝報告のため、山門さんは5月24日、コンディションのサポートなどを受けているユーユーカイカンの佐野武統括マネジャーとともに、四日市市役所を訪問。森智広市長に今後の目標などを語った。
「本当に素晴らしい。おめでとうございます」と優勝を讃えた森市長。「四日市にはスポーツですごい選手がいる、これからもっと精進していきたい。3年後の日本で開催されるアジア大会やその後にあるロス五輪に出場、メダル獲得を目指します」と山門さんは今後の目標を話した。