交通安全指導に広報犬「豆助」 四日市市山田町で下校児童見守り

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 四日市市山田町の小山田駐在所では、今年4月から広報犬「豆助」が”赴任”し、地域の安全を見守っている。豆助は2歳9か月のオスの柴犬で、四日市南警察署小山田駐在所の齋藤圭吾巡査部長の愛犬だ。【小学校の下校時、交通安全指導に参加し、横断歩道を歩く豆助=四日市市山田町】

 豆助が駐在所前にいると、散歩で通りかかった近所の住民から「豆助、こんにちは」など声を掛けられることも。下校中の小学生も手をふるなど、人気があるそうだ。

 春の全国交通安全期間中の5月18日、小山田小学校の児童が下校する際、交通安全指導が行われた。豆助も三重県警察のシンボルマスコット「ミーポくん」と一緒に横断歩道の正しい渡り方などを指導するため参加。同小の1、3年生が横断歩道を渡る際、四日市南警察署の署員や四日市南地区交通安全協会の関係者が見守る中、児童らと並んで横断歩道を歩いた。

 「豆助かわいい」と喜ぶ、「注意してから渡る」と交通安全についても、しっかり確認していた児童ら。豆助もしっぽを振りながら、下校する児童を見つめていた。