暁高等学校体操部の岡村真さん(3年)、鈴木望未さん(2年)、西村尚純君(3年)の3人が3月26日に四日市市総合体育館(四日市市日永東)で開かれた第39回全国高等学校体操競技選抜大会で好成績を残した。岡村さんは個人総合と種目別段違い平行棒で優勝、鈴木さんは跳馬で3位、西村君は個人総合で6位だった。【大会の結果報告をし今後の目標などを話した西村君、鈴木さん、岡村さん(左から2番目から順に)=四日市市諏訪町】
3人は四日市市大井手の相好体操クラブで練習に励む。指導者である外村和才さんと一緒に3人は4月14日、四日市市役所を訪れ、同市の森智広市長に大会の結果報告をした。
地元三重、練習拠点のある四日市で開催された全国大会。岡村さんは体操種目別ワールドカップで優勝した平均台で失敗したそうで、「優勝したのはうれしいけど、悔しさが残りました。完璧にしたい」と大会を振り返る。
四日市出身の鈴木さんは跳馬で3位になったものの、「全体的に悔しさが残りました」と話していた。西村君は「去年の全国大会よりはよかったです」と大会の感想を話した。森市長は「地元四日市での全国大会。暁高校体操部は全国でも注目を集めているので今後も楽しみ」と期待していた。
岡村さんと鈴木さんは4月20日から開催される全日本体操競技個人総合選手権(東京体育館)に出場予定で、「ミスなく演技して3位内に入りたい」(岡村さん)、「初めて出る大会、全体で10位内を目指す」と意気込みを話した。
西村君はインターハイでの上位入賞を目指す。「チームとして6位以内、目標であり、最低ラインです」と闘志を燃やしていた。