美し国三重市町対抗駅伝が2月19日、3年ぶりに開かれ四日市市チームが総合3位(市の部3位)、菰野町チームが総合7位(町の部2位)で、フィニッシュテープを切った。【 総合3位でゴールする四日市チームのアンカー】
【町の部2位でゴールする菰野町チームのアンカー伊藤秀虎選手】
三重県庁前からスタートした1区。四日市市の是枝愛香さん(内部小6年)は、雨に濡れた路面で転ぶことを恐れていたが、順調に走りラストスパートをかけ、総合区間1位、区間新記録で2区にたすきをつないだ。「思い通りの走りができた。中学生になっても出場したい」とにっこり。
菰野町の1区新里海愛さん(菰野小6年)は、町の部区間賞を獲得。「スタートは順調だったけど、ラストで前を走る選手に追いつけなかった」と悔しさをにじませた。
5区40代の部で総合区間賞を獲得したのは、四日市市の磯尾友規さん(ホンダオートボディ)は、緊張のあまり昨夜はなかなか寝付けなかったそうだが、力走を見せ、チームを5位から2位に引き上げた。「来年は区間新記録を狙う」と話した。
8区を走った菰野町の藤田愛子さん(愛知電機)は15回目の出場。町の部区間賞を獲得し、8区で自己ベスト記録を達成。3月に開かれる名古屋ウィメンズマラソンに出場予定で「今日の自己ベスト更新で初マラソンへ向けて自信ができた」と笑顔で語った。
アンカー10区では、菰野町の伊藤秀虎さん(中央学院大3年)が町の部区間賞を獲得。「全国高校駅伝や、箱根駅伝を一緒に走った選手と競り合って楽しめた。町の部区間賞はうれしいが、チームが町の部優勝を逃し悔しい。また来年リベンジしたい」と話した。
四日市市の坂本温監督は「体調を崩す選手も多かった。100%の力を出せていたら優勝の可能性もあったので悔しい。3年ぶりに仲間とたすきをつなぎ、ライバルと競い楽しかった」と振り返った。
【四日市チームの6区ジュニア男子の選手】
菰野町の山口徳之監督は「小中学生の区間でもっと差が出ると思ったが頑張ってくれた。
来年に向けてジュニア層の強化をしていきたい」と語った。
【菰野町チームの6区ジュニア男子の選手】