ポスターに「待たせたな」のメッセージ 東海・北陸B-1グランプリが11月に開催 新型コロナ影響で延期 四日市市

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 四日市市は1月20日、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、2020年から開催を延期していた「東海・北陸B-1グランプリin四日市」を今年11月18、19日の2日間、四日市市諏訪町などを通る三滝通りを会場に開催すると発表した。1月17日に開かれた同イベントの実行委員会で決定したという。【京本政樹さん演じる四日市の翔が登場する告知ポスターを手に、東海・北陸B-1グランプリについて話す森市長=四日市市諏訪町】

 2020年の四日市市制123周年記念に合わせたイベントとして、開催が予定されていたが新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、延期されていた。昨年8月に3年ぶりに「大四日市まつり」や「四日市花火大会」が開催され、市内が活気づいたことや、感染対策と経済活動の両立が求められるようになってきたことなどを踏まえ、気温などを考慮し、11月に開催が決定したという。

 イベント宣伝用に作られたポスターには、「再始動」の文字。市のプロモーション映像に登場する俳優の京本政樹さんが演じる「四日市の翔」が「待たせたな」と話すデザインとなっている。

 「2023東海・北陸B-1グランプリin四日市」には、三重、愛知、岐阜、静岡、福井から16団体と、4つの招待団体が出展予定。四日市市からは四日市とんてき協会が出展する。イベント当日は交通規制があり、会場となる三滝通りなどは車両通行止めとなる予定。

 四日市市の森智広市長は「全力で盛り上げていく。四日市市でぜひしたかったイベント、ご当地グルメを多くの方に味わってほしい」と話していた。市では、2日間で約10万人の来場を見込んでいるという。