三重県は12月21日、県内で4165人(うち四日市市発表分777人)が新型コロナウイルスに感染し、70代から100歳以上までの男女5人(同1人)が死亡したと発表した。県内の感染者は延べ34万1844人、死者は642人で、1日当たりの感染者数としては過去5番目の多さとなった。
発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市777人、津市699人、鈴鹿市473人、松阪市380人、桑名市290人、伊勢市256人、伊賀市243人、名張市191人、菰野町139人、亀山市134人、いなべ市102人、明和町68人、東員町47人、志摩市43人、川越町40人、多気町39人、鳥羽市38人、朝日町32人、玉城町26人、熊野市23人、南伊勢町20人、紀北町18人、大台町17人、尾鷲市と県外が各15人、木曽岬・度会町が各10人、御浜町8人、大紀町5人、紀宝町3人で、不明が4人だった。
県内の入院患者は前日比4人増の263人、重症者は変わらず4人で、病床使用率は47%、重症者用は8%。
また、12月10日から16日までの1週間で新たに25件のクラスター(感染者集団)が確認された。発生場所は医療機関6件、老人ホーム5件、介護老人保健施設4件、サービス付き高齢者向け住宅3件、通所介護施設と高齢者入所施設、障害者支援施設が各2件だった。