三重県四日市市を練習拠点にし、Ⅴリーグ(ディヴィジョン2)を戦うヴィアティン三重バレーボールの選手らが11日、四日市市役所に森智広市長を表敬訪問し、11月のリーグ戦開幕への決意を語った。とちぎ国体成年男子の部で三重県代表として3位入賞の好成績を挙げたばかり。Ⅴ1昇格が目標圏内に入ってきており、選手の言葉にも力がこもった。【国体3位の表彰状とともに、森智広市長(左から2人目)とリーグ戦開幕への決意を見せるヴィアティン三重バレーボールの選手ら】
表敬訪問したのは安田瑛亮選手(25)、森垣拓真選手(23)の両選手と事業部長の椎葉誠さん、ゼネラルマネージャーの中尾聡さんら。安田さんはコスモテクノ四日市、森垣さんは四日市市役所に勤務している。
三重県バレー協会によると、県勢の3位入賞は、1986年の第41回山梨国体成年男子6人制でコスモ石油が優勝して以来の入賞で、現行制度になった1999年以降では初の快挙という。3位決定戦ではⅤ1所属の大分三好ヴァイセアドラーに完勝し、選手たちの成長を見せつけた。
そんな勢いに乗っての今季リーグ戦開幕。安田選手は「上位の力も自分たちの力も分かってきて、さらに何かを達成できる楽しみな状態になっている」、森垣選手も「試合会場に応援に来てもらって損はさせないです」などと頼もしさを見せていた。
リーグ戦は11月5日、埼玉県の川越運動公園総合体育館でのきんでんトリニティーブリッツ戦で始まり、ホームゲームは12月3日の埼玉アザレア戦、同4日の大同特殊鋼戦で始まる。試合会場はいずれも四日市市総合体育館。