三重県は10月5日、県内で856人(四日市市発表分125人含む)が新型コロナウイルスに感染し、80代女性と90代男性の2人が死亡したと発表した。県内の福祉施設では新たに4件のクラスター(感染者集団)が発生。県内の感染者は延べ25万6315人、死者は536人。クラスターの発生は307件となった。
発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市125人、鈴鹿市106人、松阪市97人、津市96人、伊勢市82人、桑名市67人、名張市43人、伊賀市38人、亀山市25人、いなべ市23人、明和町22人、菰野町20人、志摩市19人、熊野市、東員町各12人、木曽岬町11人、多気町9人、川越・玉城町各7人、御浜町6人、朝日町、県外各4人、鳥羽市、度会・紀北・紀宝町各3人、尾鷲市、大台・南伊勢町各1人、不明4人。
新たなクラスターが発生したのは、特別養護老人ホーム2件、サービス付き高齢者向け住宅と障害者支援施設各1件。職員や入所者ら計61人が陽性となった。
県内の入院患者は前日から7人減の120人、うち重症者は変わらず2人で、病床使用率は21・3%、重症者用は3・8%。