三重県は5月18日、2020年12月から22年1月までの間に死亡した新型コロナウイルス感染者10人に公表漏れがあったと発表した。県はこの日、累計死者数を10人追加し、297人とした。
県によると、4月5日に内部データを整理した際、死亡日が入力されているが死亡事例の番号が付いていない患者が1人いたことが判明。その後、全ての患者の記録を調査したところ、本来公表すべき50代から90代の男女10人の死亡事例の公表と、国への報告が漏れていたという。
直接の死因がコロナ以外の患者が8人、死因が特定できなかった患者が2人だった。県は再発防止に取り組むとしている。