2012年に結成されたシニアサークル「男の囲炉裏端」の会(志田米蔵代表)が4月7日に10周年を迎える。エッセイ集「ありがとう 感謝の言葉でシニアライフ」が10周年を記念して発刊されることとなり、3月16日にメディア向けに披露された。【エッセイ集を手にする会員ら=四日市市本町で】
17年に第一弾のエッセイ集を発刊した同会。第二弾は会員の内田修さん(75)が編集長を務め、22人の会員が個人の考えや熱い思いをつづった内容が掲載されている。A5判の62ページで、表紙は会員の市川三郎さん(69)の水墨画が飾っている。
エッセイ集は市内の各地区市民センターや公共施設などに配架される。内田さんは「定年後の男性の心情が素直に表現されている。直接言うのは恥ずかしい、妻への感謝、家族への感謝もあり、皆さんが日頃から思いやりを持っていることがよくわかります」と笑顔で話していた。