小学生を対象にした「第32回MOA美術館全国児童作品展」で四日市市立大矢知興譲小学校5年の井上碧さんが書写部門で銅賞、桜台小学校5年の久留美友理さんが絵画部門で入選した。【作品を手にする久留美さんと森市長=四日市市役所で】
同作品展は小学1年から6年を対象に、絵画部門と書写部門で作品を募る。公益財団法人岡田茂吉美術文化財団が主催で、参加校数は4884校、絵画11万8092点、書写4万6969点、応募総数は16万5061点あったという。約300点の入賞、入選作品が選ばれた。
絵画部門で入選した久留美さんが3月11日、四日市市役所を訪れ、同市の森智広市長に結果を報告。昨年の夏にカレーを作っていると場面を描いたという作品を見て、森市長は「力強く描かれ、楽しい雰囲気が伝わってくる」と感心。1年生から同作品展に応募し、5回目で入選したそうで、久留美さんは「絵を描くのが好き。他の人の作品はもっとすごかったので、来年も頑張ります」と話していた。