三重県は1月31日、県内で467人(四日市市発表分63人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の特別養護老人ホームでは職員・入所者ら計68人の感染が確認され、126例目のクラスター(感染者集団)に認定された。感染者は延べ2万2290人となった。
発表によると、感染者の市町別内訳は、津市96人、鈴鹿市70人、四日市市63人、名張市47人、伊賀市42人、桑名市33人、松阪市30人、伊勢市15人、亀山市と菰野町が各13人、紀北町11人、川越町5人、志摩市と度会町が各4人、明和・玉城・南伊勢町と県外が各3人、鳥羽市と朝日町が各2人、いなべ・熊野市と多気・大紀町、非公表が各1人。
県内の入院患者は前日から16人増の218人、うち重症者は前日と変わらず3人だが、確保病床が33床(うち重症者用2床)増えたため、病床使用率は43・6%、重症者用は5・8%となっている。宿泊・自宅療養者は26人増の計4077人、入院等調整中は4人増の11人。
クラスターが発生した特老ホームでは、30日までに職員20人、入所者ら40人(ショートステイ・デイサービス利用者含む)の感染が確認されており、新たに20、30代の職員2人と80、90代の入所者ら6人が検査で陽性と判明。対象者144人(うち職員49人)の残る76人は陰性が確認されている。県内で昨年2月以降に認定されたクラスター事例としては最多の感染者数となった。
※1月31日午後5時2分追記