三重県は1月30日、県内で524人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の認定こども園では園児・職員計42人の感染が判明し、125例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ2万1823人、重症者は2人増の3人となった。
発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市110人、鈴鹿市95人、桑名市87人、名張市42人、伊勢市26人、伊賀市25人、津市23人、松阪市21人、亀山市15人、紀北町と県外が各10人、いなべ市と玉城町が各9人、東員・川越町が各7人、志摩市と菰野町が各5人、鳥羽市と木曽岬町が各3人、尾鷲・熊野市と明和町が各2人、多気・度会・南伊勢・大紀・御浜町と非公表が各1人。
県内の入院患者は前日から8人減の202人で、病床使用率は43・3%。重症者用は6%。自宅・宿泊療養者は前日から95人増えて計4051人となっている。
クラスターが発生した認定こども園では、これまでに園児36人と職員5人の感染が確認され、新たに園児1人の陽性が判明。検査対象者239人のうち191人が陰性、6人が判定待ちとなっている。124例目のサービス付き高齢者向け住宅では新たに20代から40代の女性職員4人が陽性と判明し、感染者は計41人に。117例目の特別養護老人ホームでも新たに利用者1人の陽性が判明し、感染者は計13人となった。
※1月30日午後5時42分追記